翻刻
【右丁 上部】
こうなんの
たちばな
こうほゝ【懐】に
うゆれ【飢えれ】は
からいたちとなるその
ふうそくをちよびと
つまんてもうしたところ
がまつひゞろうどのおび
はのぼせたきやくをぐつと
しめこのうさぎにして
ながい
ふりそで
は引たうへでふり
つけるのすがたなりべつ
かうのあつむねにつらの
かわをあらわしこまげた
の本ぬりはよくひかるかたへ
ころぶよふに
見せ
かけ
【左丁 上部】
かう
ぐや【香具屋】
の
見せ
びら
きの
ごとく
ゆふかた
をてらし
けれは
下た【下駄】
の
せき
しやう【夕焼】さ
【右丁 下段】
さきへかへるならの
このふみ
をせい
さんの所へとゞけて
くだ
さへ
きかへはむらさき
ちりめんをもつて
まいり
やした