翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

かんなんの夢枕 2巻 - 翻刻

かんなんの夢枕 2巻 - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 もみちはの あをばにしげ るなつこだちは たかを【高尾…江戸時代、江戸新吉原の三浦屋に抱えられていた遊女の名。初代から十一代までいた。】がうきな ながせしなかづ【中洲…東京都中央区北東部の地名。明和八年(一七七一)大川(隅田川)と箱崎川との分流点を埋め立てて竣工した。埋め立て後茶屋が並び、吉原焼失(一六五七)の際仮宅が設けられたこともあり、私娼も多くにぎわった。俗称みつまた(三俣)】みつ またいまはむかしにひき かへてすみやからすみ まて人のすし【「人のすじ(筋)」とみるか「人のすし(鮨)」とみるかで意味が違ってくる。】たるさぶ【「ざぶ」とも。さぶらひ(侍)の略という。近世、士の身分の者に対する軽蔑した呼び方。】 が二日ゑひ【二日酔い】もまるやか【まろやか】 こわいろにひらけ 四きや【コマ10に出てくる「四季庵」のことか。】おり〳〵の たのしみおふみは けふをさいわいと せいといふいろおとこ をこそと【ひそかに】よびよせ あわんとおもへども つかいのまちがひにて せいわこずこれを 【左丁】 あわつ【会わず】のせいさまと いふ 〽あれむかふの やかたにおみよさんに おまきさんが見へる         よ 〽おふみさみせんを よしてひとつ  すけてくんな