翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

かんなんの夢枕 2巻 - 翻刻

かんなんの夢枕 2巻 - ページ 6

ページ: 6

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【右丁】 もゝとせをかさぬるといへ どもしんよしはらといへば どうやらあたらしい ところのよふにおぼ ゆるもおかし【可笑し】まし てや二日のはつ がい【初買=新年になって初めて遊女を買うこと】よりせかい【世界=遊興の行われる場】の はる を大 もん【大門=遊郭の入り口にある門。新吉原のものは特に有名】の うちへ とりこみ にぎわい きのじや【喜字屋=江戸新吉原の遊郭内の仕出し屋の通称】 がだい【台=料理の品々を松竹梅などのめでたい飾りつけに盛り合わせたもの。特に近世、遊里で仕出し屋から遊女屋へ運ばれてくる料理品をさすことが多い。台物】 もいろ かへぬ まつのうちはゑどふし【江戸節=江戸浄瑠璃の一派】の なかあふみの あ【「お」とあるところ。あふみやのおふみ】ふみのは けふつき だし【突出=江戸時代の遊里で、禿〈かぶろ〉の時期を経ないで、十四、五歳の頃、すぐに遊女となって客に接すること。またその遊女】 の はじ め よりみる人ごと 【左丁 上部】 にわれも 〳〵 とこゝ ろをかけ  けり 〽なんでも きりやう のことだ みつき【身付=見かけ】が いゝやつは どうでも【如何ようにでも】 のりてが たんとあり    やす いゝ〳〵よつ ほどうつ くしいもの      だ きりやう【器量】が いゝにりが 【左丁 中段】 ある【利がある…有利】にとこが いゝじやア たまらねへ 【左丁 下段】 これで又 ちぐらる【このあたり意味不明】 みついゝのはん じやうは   ゑん   とり   かな