東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - ページ 17

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【右丁上段】 ○鉄束(てつそく)かなわなり鉄篐(てつこ)【注①】同 ○箍(こ)束(そく)は桶(をけ)の輪(わ)なり竹に てつくる篾箍(べつこ)ともいふ ○砧(ちん)はあてなり枮(ちん)碪(ちん)同共 に衣(きぬ)をうつ具(ぐ)なりきぬたと もいふ ○桔槹(けつかう)ははねつるべなり𣚃(けつ)【注②】 槹(かう)同し ○轆轤(ろくろ)は水(みづ)をくむ (補)つるべにかゝ る具(ぐ)なりくるまきといふ独楽(かま)【注③】 ざいくに轆轤(ろくろ)といふ物(もの)あり ○瓦竇(ぐはたう)かはらにてつくれる樋(ひ) なり陰溝(いんかう)むめみぞ又/暗溝(あんかう) とも書(かく)なり ○綿弓(めんきう)は木(き)わたをうつゆみ なり弓(ゆみ)に唐(たう)ゆみ小弓あり 【左丁上段】 ○牽鑚(けんさん)はろくろかな錫(すゞ)又/角(つの) などをひく物(もの)なり車鑚(しやさん)同 ○旋盤(せんはん)は茶碗(ちやわん)天目(てんもく)をつくる くるまなり釣(きん)■(〳〵)【注④】ならびに同 すへものつくりのくるま ○木梃(もくてい)はてこなり鉄梃(てつてい)はかな てこなり。 ○攩網(たうまう)は俗(ぞく)にすくひだまと いふなりながれ川(かわ)の小魚(こうを)を すくふあみなり (補)たまさでと もいふ ○弰(さく)は鯨(くじら)鱉(すつほん)などをつく物(もの) なりもろこしにては馬上(ばしやう)に もつほこを弰(さく)といふ𥯜(く)同 一名(いちめい)魚叉(ぎよさ)という ○絞車(かうしや)はまきろくろ大石(たいせき)又は 【右丁下段挿絵】 砧 桔槹(けつかう)《割書:はねつるべ》  轆轤(ろくろ)《割書:くるまき》 瓦竇(くわたう)《割書:かわらび》 綿弓(めんきう)《割書:きわたゆみ》 【左丁下段挿絵】 牽鑚(けんさん)《割書:ろくろかな》 木梃(もくてい)《割書:てこ》 鉄梃(てつてい)《割書:かなてこ》 旋盤(せんはん)《割書:すへものゝぐ》 攩網(とうまう)《割書:すくひだま》 矟(さく)《割書:やす》 絞車(かうしや)《割書:まきろくろ》 【注① 「篐」は「箍」の誤】 【注② 「𣚃槹」は「㮮槹」の誤】 【注③ 「かま」は「こま」の誤ヵ】 【注④ ■は「冫+匀」・「均」の誤ヵ】