東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - ページ 19

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【右丁上段】 陷阱(かんせい)おとしあななり ○石籠(せきろう)は水(みづ)ふせきなり 竹(たけ)を (補)あみかことし中(なか)へ石(いし)を 入て堤(つゝみ)の水(みづ)をよけるもの也 臥牛(くはぎう)ともいふ俗(そく)にいふじや かごなり ○撒網(さんもう)は魚(うを)をとるあみなり 罨(あう)罩(さう)同俗にうちあみと云 又とうあみともよぶ ○魚簄(ぎよこ)は海中(かいちう)にて魚(うを)を とる竹(たけ)なり俗(ぞく)にえりといふ 魚箔(ぎよはく)なり槮(しん)ふしづけ ○籞(いけす)は池(いけ)のうち (補)又/川(かは)などに 竹(たけ)がきをあみて魚(うを)をやし なふものなり簖(たん)同 【左丁上段】 ○翻車(はんしや)は龍骨車(りうこしや)なり 日(ひ)でりのとき田地(てんぢ)に水(みづ)を とる具(ぐ)なり (補)ひきく所(ところ)の水(みつ) を高(たか)き田(た)へ入(いる)るに用(もち)ゆ ○筒車(とうしや)はみづぐるまなり 淀河(よどかは) (補)そのほか所々(しよ〳〵)にあり これもひきく所(ところ)の水(みづ)を高(たか) き田(た)へとるものなり又/水(みづ)の力(ちから) をかりて米穀(べいこく)をしらげは たくの具(ぐ)なり ○水筧(すいけん)はかけひ山より水(みづ)を とるものなり連(れん)筒(とう)同/梘(けん) はとゐなり又/槽(さう)につくる ○案山子(かがし)は鳥(とり)おどしなり 人(ひと)かたをつくりて田(た)の中(なか)に 立(たて)て鳥(とり)けだものをおどす物也 【右丁下段挿絵】 石籠(せきろう)《割書:じやかご》 魚簄(ぎよこ)《割書:えり》 撒網(さつまう)《割書:うちあみ》 籞(ぎよ)《割書:いけす》 【左丁下段挿絵】 翻車(はんしや)《割書:りうこつしや》 水筧(すいけん)《割書:かけひ》 筒車(とうしや)《割書:みづぐるま》 案山子(かがし)《割書:とりおどし》