翻刻
【右丁】
十冊之内
【左丁】
《題:頭書増補訓蒙図彙(かしらがきぞうほきんもうづゐ)巻之九》
器用(きよう) 《割書:注前(ちうまえ)に見(み)へたり》
【上段】
○幢(とう)は翳(ゑい)なり旗(き)?(き)のた
ぐひなり楚(そ)には幬(とう)といふ
関(くはん)の東西(とうせい)には幢(とう)といふ
○銅雀幢(とうしやくとう)は幢(はた)のかしら
に雀(すゞめ)を銅(あかゞね)にてつくりたる
なり此(この)幢(はた)にてまねくとき
ははやくきたること雀(すゞめ)のごと
くなりとかや
○幡(はた)は兵家(けいか)に立(たつ)るはたなり
源家(けんけ)は白(しろ)平家(けいけ)は紅(もみ)藤氏(ふぢうち)
は水色(もづいろ)橘家(たちばなけ)は黄色(きいろ)なり
其外(そのほか)は家々(いゑ〳〵)のこのみによるなり
【下段挿絵】
幢(とう)《割書:はた》 羽葆幢(うはうとう) 銅雀幢(とうじやくとう) 纛(たう)《割書:はた》
幡(ばん)《割書:はた》 兵幡(へいはん) 仏幡(ぶつはん)