東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - ページ 27

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【右丁上段】 するに塵壺(ぢんこ)の事か ○温壺(うんこ)はいにしへ湯(ゆ)を入て手(て) 足(あし)をあたゝむるものなり今 は花瓶(くはひん)にもちゆ ○觶(たん)はいにしへのさかづきなり 今は花瓶(くはひん)にもちゆよつて花(くは) 觶(たん)といふなり ○觚(こ)はいにしへのさかづきなり 唐音(たうゐん)にこれをこつふと云 今(いま)花瓶(くはひん)にもちゆ ○罍(らい)はもたいなり酒(さけ)を入る ものなり雲雷(うんらい)のかたちを ゑがくゆへ罍(らい)といふ ○鐺(たう)はなへのたくひ耳足(みゝあし)有 酒鐺(しゆたう)薬鐺(やたう)などあり ○湯婆(とうば)はたんほなり桐(きり)銅(あかゞね) 【左丁上段】 陶(つち)などにて作(つく)り湯(ゆ)を入て足(あし) をあたゝむるもの也/脚婆(きやくは)湯媼(たうあう) ともいふ今は酒器(しゆき)に用(もち)ゆ ○漏斗(ろと)は今いふ上戸(じやうご)なり酒(さけ)を うつすものなり ○尊(そん)はいにしへの酒(さけ)を入るたる なり今は花瓶(くはひん)にもちゆ ○彛(い)は古(いにしへ)の酒尊(しゆそん)なり今(いま)香(かう) 炉(ろ)とす彛炉(いろ)といふ ○笥(し)はげなり箱(はこ)の通称(つうせう)なり 食物(しよくもつ)又は衣類(いるい)を入るはこなり ○洗(せん)は古(いにしへ)の盥洗(くわんせん)のすて水(みづ)をうくる の器(き)也/俗(ぞく)にこれを飯銅(はんとう)といふ ○簠(ほ)は古(いにしへ)の祭(まつり)のうつはもの なり黍(あわ)稷(きび)をもるものなり ○湯鑵(たうくはん)は湯(ゆ)をわかすなべなり 【右丁下段挿絵】 耳壺(じこ) 鍑(ふ)《割書:さかり》 簋(き) 樏(るい)《割書:わりご》 風炉(ふうろ) 水罐(すいくはん)《割書:みづかめ》 【左丁下段挿絵】 銅銚(とうてい)《割書:てうし》 銅提(とうてい)《割書:ひさげ》 提炉(ていろ)《割書:ちやべんたう》 提盒(ていがう)《割書:さげじう》 雪洞(せつたう) 嚢(なう)《割書:ふくろ》 吹筒(すいとう)《割書:ひふき》 鎖(さ)《割書:じやう》