東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: 学校教材発掘プロジェクト 7 増補頭書訓蒙図彙大成

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - 翻刻

増補頭書訓蒙図彙大成 10巻 5:巻之9-11 - ページ 28

ページ: 28

翻刻

【右丁上段】 銅(あかゝね)にてつくるを銅鑵(とうくはん)といふ今 は薬鑵(やくはん)といふ ○耳壺(じこ)はいにしへの酒(さけ)を入る つぼなり今は花瓶(くわひん)とす ○鍑(ふ)ははがまなり又くはんす なり茶(ちや)を煮(にる)かまなり ○簋(き)は簠(ほ)と同し祭器(さいき)也 食物(しよくもつ)を入て先祖(せんぞ)にそなへ まつるものなり ○樏(るい)は食物(しよくもつ)を入る物なり 今いふわりごなり ○風炉(ふろ)は茶炉(ちやろ)薬炉(やくろ)とも に同又は釜櫓(ふろ)とも書(かく)べし塗(ぬ) 師(し)のふろは蔭室(ふろ) ○水罐(すいくはん)はみづを入るかめなり 罐(くはん)は鑵(くはん)と同 【左丁上段】 ○銅銚(とうてう)は今いふ銚子(てうし)なり 酒(さけ)をいるゝものなり ○銅提(とうてい)は今いふ提子(ひさげ)也 酒(さけ)をくはゆるものなり ○提炉(ていろ)は今いふ茶弁当(ちやべんたう) なり又/携炉(けいろ)ともいふ ○提盒(ていがう)は今いふ提重(さげぢう)なり 又/行厨(あんちう)ともいふ ○雪洞(せつとう)は一に育(いく)とも云/茶(ちや) 炉(ろ)をおほふものなり竹に 紙(かみ)をはりてつくる ○嚢(のう)は袋(たい)帒(たい)ならひに同 ○吹筒(すいとう)は火(ひ)ふきなり篍(しう)火(くは) 管(くはん)ともいふ今すつほんと いふ火(ひ)ふきあり ○鎖(じやう)は音(こゑ)未(いまだ)【左送り仮名:す】_レ詳(つまびらかなら)ひつを鎖(さ) 【右丁下段挿絵】 絹篩(けんさい)《割書:きぬぶるひ》 擂盆(らいぼん)《割書:すりばち》 豆(とう) 薑擦(きやうさつ)《割書:わさびおろし》 砧板(ちんはん)《割書:まないた》 割刀(かつたう)《割書:はうてう》 麺杖(めんぢやう)《割書:むぎをし》 【左丁下段挿絵】 天平(てんへい)《割書:てんびん》 法馬(はうば)《割書:ふんどう》 秤(せう)《割書:はかり》 錘(つい)《割書:はかりのおもし》 糊刷(こせつ)《割書:のりはけ》 槖(たく)《割書:おびぶくろ》