翻刻
上(うへ)へおのり遊(あそ)ばし下(くだ)さいましもいちど情(じやう)をうつします〽イヤ〳〵それより此(この)ような
見(み)はらしのよい所(ところ)では本手(ほんて)よりは曲(きよく)がよひ。折(をり)からのものなれば茶臼(ちやうす)こそ興(けう)
あらめとむりに抱上(だきあげ)はじめから女(をんな)にひとつ気(き)をやらせしがなか〳〵陰茎(へのこ)は少(すこ)し
もひるまずひときはみごとにおへかへり筋(すぢ)はあらはれぬれ色(いろ)にひかりわたれる
紫色雁高(ししきがんかう)。脈(みやく)うつへのこの上反(うはぞり)を下(した)より開(ぼゝ)におしあてがひ腰(こし)をはりつゝつき
上(あぐ)れはぐすりと音(おと)してそのまゝにぐす〳〵〳〵と根(ね)もとまで毛際(けぎは)ものこらず
はいりたり女(をんな)ハアヽと目(め)を細(ほそ)くし歯(は)をくひしばりてムヽ〳〵〳〵さすがつとめの身(み)
ながらもなみ〳〵ならぬ大陰茎(おゝまら)の尺八(しやくはち)ほどなる上反(うはぞり)をまらの根(ね)かぎりおしこま
れハアともスウとも声(こゑ)さへ出(いで)ず惣身(そうみ)もしびれておぼへもなきほどうつゝのやう
になりけるが次第(しだい)にぬきさしされるほど心地(こゝち)よいとも気味(きみ)よいとも能(よく)て〳〵
どうもたまらず尻(しり)をもぢり身(み)をあせり上(うへ)よりひしとしがみつき男(をとこ)の口(くち)へ口摺(くちすり)
つけ口(くち)を吸(すう)やら鼻息(はないき)やらいつそわけなき大(おゝ)よがりさいぜんよりつゞけさま四(よつ)ツ(ゝ)五(いつ)ツ(ゝ)