翻刻
トすゝりなき男(おとこ)はたまらず指(ゆび)引(ひき)ぬき其(その)手にぬらつく淫水(いんすゐ)をおへきるへのこ
へなすりつけすぐにあてがひ入(いれ)かけるに今(いま)までこがれてさせたい一心(いつしん)さしもの
一物(いちもつ)ぬうぬつトきしみながらも胴(とう)中まで苦(く)もなくはいりしこゝろよさ娘ははじ
めて大陰茎(おゝまら)を突込(つゝこま)れてもさいぜんよりくぢりぬかれてもらしたる淫水(いんすゐ)のぬ
めりにてあんじたほどにいたみもなくどこともなしに其(その)男(おとこ)がなを可愛(かあい)く
なりいつ迄(まで)も斯(かう)したまゝですこしの間(あひだ)もはなれがたなく思(おも)ふなるべし男(おとこ)
はそろ〳〵小(こ)きざみよりだん〳〵しげく抜(ぬき)さしして八深九浅(はつしんくせん)しづやかに秘術(ひじゆつ)を
尽(つく)しておこなふほとに開中(かいちう)一(いち)めん陰茎(へのこ)に吸付(すいつき)ぬきあげるたびずぼ〳〵トへの
こをしごくしまりかげんは印籠(いんらう)の工合(ぐあい)に似(に)て無量(むりやう)のあじはひ古今(こゝん)の上開(じやうかい)
もしくは世上(せじやう)に賞美(しやうひ)する明石蛸(あかしたこ)とは此(この)事(こと)ならんかそれはともあれかくもあれ
男(おとこ)はあまりのこゝろよさに三(みつ)ツまでむかへし娘(むすめ)も五六度(ごろくど)気(き)をやつてはじめて
おぼへし陰茎(へのこ)の味(あぢ)に人目(ひとめ)もさらにいとはぬほど引〆(ひきしめ)しめ寄(よせ)余念(よねん)なく逢(あふ)て