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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 216 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 216 (2) - ページ 21

ページ: 21

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穴(あな)の口(くち)入(い)れん〳〵とあせるうちつい門口(かどぐち)でどく〳〵ト気(き)をやる淫水(いんすい)玉門(ぎよくもん)にあ ぶるゝぬめりに嬉(うれ)しくもさすがの大物(たいぶつ)ぬら〳〵ト半分(はんぶん)ばかりはいりしかは娘(むすめ)は ハアト一生(いつしやう)けんめい枝折(しをり)の柱(はしら)へしがみ付(つき)いたさをこらへてうけかねるを男(おとこ)は今(いま)ぞ大(だい) 願成就(ぐわんじやうじゆ)ト秘術(ひじゆつ)をつくしておこなふほどに娘(むすめ)もしだいに鼻(はな)いきあらくたがい に出(だ)したるいんすゐに今(いま)はいたさに引(ひき)かへてむしやうにどく〳〵気(き)がいけば男(おとこ)も爰(こゝ) ぞと精心(せいしん)こめくも手(で)かくなわ十文字(じふもんじ)くもゐをかけれ早腰(はやごし)に日頃(ひごろ)の本望(ほんもう)今(いま) こそと血気(けつき)の早(はや)わざときの間(ま)に四五丁(しごてう)つゞけし駒(こま)の白泡(しらあは)女(おんな)も男(おとこ)もフウ〳〵スウ〳〵 折(をり)しもわたる逢夜(あふよ)の雁(かり)よがりぬいたる互(たがひ)の喜悦(きえつ)実(げ)にも明石(あかし)の浦山(うらやま)しと やいはん        澪漂(みをづくし) かずならでなにはのこともかひなきに何(なに)みをつくしいつしかに思(おも)ひそめたる惚(ほれ) たどちつい馴染(なれそめ)しむつごとにたがひの胸(むね)もすみよしの四所(ししよ)のおまへの逢瀬(あふせ)さへ