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んと列座(れつざ)相談(そうだん)の半(なかば)なるに。加藤左馬助嘉明(かとうさまのすけよしあきら)そつと立(たつ)て雪隠(かわや)に行体(ゆくてい)にもて
なし。我手(わがて)に属(ぞく)せる若殿原(わかとのばら)を一人 招(まね)ぎて。只今(たゞいま)向(むか)ふに見(み)えたる番船(ばんせん)を乗(のつ)
取(とる)へし。早々(さう〳〵)手船(てふね)の足(あし)はやからんを二十 艘(さう)ばかり用意(ようい)せよとて。我(わが)陣船(ぢんせん)に走(はし)
らせ。其身(そのみ)は何(なに)となき体(てい)にもてなし本(もと)の座(ざ)についたりける。
朝鮮征伐記(てうせんせいばつき)初編之四《割書:終》