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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 192

ページ: 192

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といふまゝに続(つゞい)て二 番(ばん)に乗入(のりいつ)たり。川村権七(かはむらごんしち)。戸田三郎四郎(とださぶらうしらう)。宮川三郎左(みやかはさふらうざ) 衛門(ゑもん)。土方長兵衛(ひぢかたちやうべゑ)。中島勝右衛門(なかじまかつゑもん)。東勘兵衛(あづまかんべゑ)。藪与左衛門(やぶよざゑもん)も飛入(とびいつ)て 勇(ゆう)を振(ふる)つて戦(たゝか)ふほどに敵船(てきせん)三 艘(そう)乗取(のつとり)ける。左馬助(さまのすけ)が乗移(のりうつ)りし船(ふね)には三 五人の敵(てき)のみにて外(ほか)に兵(へい)一人も見(み)へざれは。何方(いつかた)へ逃失(にげうせ)けんと踏板(ふみいた)を上(あげ)見(み)れ ば。敵(てき)は舩底(ふなぞこ)へしのび入(いり)半弓(はんきう)を引(ひき)そばめ待(まち)かけたり。何(いつ)れもすべきやうなく 猶予(ためらい)居(ゐ)けるを。左馬助(さまのすけ)眼(まなこ)をいからしてそこ退(のき)候へ我(われ)入(い)らんとすゝみ入(い) る。是(これ)を見(み)るより土方長兵衛(ひぢかたちやうべゑ)真先(まつさき)に飛入(とびいり)しかば。つゞいてみな〳〵切(きつ)て入(いり)当(あた)る をさいわひ切廻(きりまは)る。敵兵(てきへい)叶(かな)はしと海(うみ)へ飛入(とびいる)も有(あり)あるひは討(うた)るゝも有(あり)。左馬助(さまのすけ) も左(ひだ)りの腹(はら)を射(ゐ)ぬかれて血(ち)の流(なが)るゝこと滝(たき)の如(ごと)し。されとも是(これ)をことともせ す。猶(なほ)敵船(てきせん)へ漕付(こぎつけ)んと下知(げぢ)して居(ゐ)たるところへ。鍋島信濃守勝繁(なべしましなのゝかみかつしげ)。一 番(ばん)に乗(のり)