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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 32

ページ: 32

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朝鮮(てうせん)征伐記(せいばつき)初編巻之一    朝鮮国(てうせんこく)初の事 夫(それ)日本(につほん)よりはるかに西(にし)の海(うみ)を隔(へだ)て一方境(いつはうけい)の国土(こくど)あり是(これ)を名付(なづけ)て朝鮮(てうせん) 国(ごく)とは云(い)へるなり則(すなは)ち支那(しな)の東濱(とうひん)にあたつて古(いにしへ)より唱(とな)ふるところの三韓(さんかん)の 地(ち)は此境(このきよう)なり往昔(そのかみ)は如何(いか)なる人(ひと)の何(なに)の世(よ)に開闢(かいびやく)したる国(くに)ぞと問(と)へば。もと より東夷(とうい)の一種(いつしゆ)にして草(くさ)を結(むす)んで雨露(うろ)を覆(おほ)ひ穴(あな)を鑿(うが)ちて寒暑(かんしよ)を 避(さ)く。ましてや君長(くんちやう)の差別(しやべつ)もなく毛類(まうるい)を殺(ころ)して食(しよく)となし草葉(くさば)をむ すんで衣(ころも)となす蠢(うご)きわたれば無智(むち)の民(たみ)とは聞(きこ)えけり。此時(このとき)一人の神化(しんげ)の 男(おとこ)出生(しゆつしやう)し。此国(このくに)の人(ひと)に教(おし)へて家居(いへゐ)を作(つく)る仕方(しかた)を知(し)らせ茅(ちかや)を斬(きり)ては屋(おく)