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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 373

ページ: 373

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森本義太夫(もりもとぎだいふ)仕(つかまつ)るべし。二 番備(ばんそなひ)は加藤清兵衛(かとうせいべゑ)。山口与惣右衛門(やまぐちよそうゑもん)。加藤美作(かとうみまさか) 守(のかみ)。長尾安右衛門(ながをやすゑもん)。片岡右馬允(かたおかうまのじやう)。庄林隼人(しやうはやしはやと)三 番(ばん)の陣(ぢん)は小代下総守(こしろしもふさのかみ)。佐々平左(さゝへいざ) 衛門(ゑもん)つとむべし。其外(そのほか)は両王子(りやうわうし)を警固(けいご)すべしと。手配(てくばり)をさだめける時(とき)吉村吉(よしむらきち) 左衛門(ざゑもん)進(すゝ)み出(いで)云(いひ)けるは。明日(みやうにち)の合戦(かつせん)に御 ̄ン先手(さきて)を御自身(ごじしん)になし給はんこと。御尤(ごもつとも)には候 得(え)ども昔(むかし)より大将(たいしやう)の。自(みづか)ら軍(いくさ)の荒(あら)こなしをなし給ひしこと承(うけ給)はらず。万々一(まん〳〵いち)御 ̄ン あやま ちにても有時(あるとき)は。第一(だいゝち)日本(につほん)の弱(よわ)みとなつて渡海(とかい)の諸将(しよしやう)戦(たゝか)ひ難義(なんぎ)ならん。此義(このぎ)は決(けつし)て しかるべからず。某(それかし)御 ̄ン先手(さきて)を蒙(かうふ)り敵兵(てきへい)何万騎(なんまんき)来(きた)るとも。弓矢八幡(ゆみやはちまん)照覧(しやうらん)あれ打(うち) 散(ちら)し申さんと。勇気(ゆうき)りん〳〵として見(み)へければ清正(きよまさ)大(おほい)に歓(よろこ)び。左(さ)らば肥前守(ひぜんのかみ)を添(そへ) て両人(りやうにん)にてつとむべしとて。夫(それ)より兵粮(ひやうらう)などの用意(ようい)をなし。将卒(しやうそつ)ともに支度(したく)を とゝのへ明(あく)れば十月廿日の早天(さうてん)に。備(そな)ひを乱(みだ)さず押出(おしいだ)し梁養山(りやうやうさん)近(ちか)く来(きた)りける