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コレクション: コレクション1

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 190-191 - ページ 404

ページ: 404

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朝鮮征伐記(てうせんせいばつき)巻之十  李徳馨(りとくけい)僧(そう)玄蘇(げんそ)等(ら)に会(くわい)する事(こと) こゝに行長(ゆきなが)が和睦(わぼく)の議(ぎ)を。欲(ほつ)する其(その)おもむきを聞(きか)んため。此旨(このむね)を李徳馨(りとくけい) に命(めい)ぜらる。徳馨(とくけい)命(めい)を承(うけ給は)り急(いそ)ぎ扁舟(へんしう)に竿(さほ)さゝせ。江中(こうちう)に出向(いてむか)ひば平(たいら)の調信(しげのぶ) 僧(そう)の玄蘓(げんそ)も。東岸(とうかん)より舟(ふね)を漕出(こきいだ)し舟(ふね)をならべて参会(さんくわい)せり。その情(じやう)平生(へいぜい)の 慇懃(ゐんぎん)を尽(つく)し。扨(さて)僧(そう)玄蘓(けんそ)云(いひ)けるやう日本(につほん)より貴国(きこく)の道(みち)を借(かり)。中原(ちうけん)に至(いた)らん とするを許(ゆる)さゞるが故(ゆゑ)により。事(こと)まさに如此(かくのごとく)の大兵(たいへい)に及(およ)ぶなり。併(しかし)ながら猶(なほ)今(いま) とても中国(ちうごく)への一 條(すぢ)の路(みち)を開(ひらい)て。日本勢(につほんぜい)を中国(ちうごく)へ至(いた)らしむるに於(おゐ)ては。貴方(きはう)の亡(ほろび) んことは遁(のが)るべきなりといふ。徳馨(とくけい)聞(きい)て兼(かね)て和睦(わぼく)すべきとは云(いひ)ながら。みだりに