翻刻
【右頁上段】
此しまのまつりにはいゑ〳〵の
子ともを花だしまんどに
したてゝ出すきん〴〵の
はくをもつてせき
だいをさいしき
だしなど
引くに
うたを
うたふを
木やりと
いふしかし此
たしの子どもが
ちうじきをするには
はしごをかけて
べんとうをつかはす
そのさまふくろく
じゆがさかやきを
するににたり
よき木ふりの
子どもの木を
もつたものは
きやうたいなから
はへたまゝでまつりにはだす
どうかとつとほめたりと
いふみぶりのごとく又
むすめの木などなどは
それそうをうに
【左頁上段】
しやつきやうなその
思ひつき中にも
あふきをくわへて
いかのかうでこし
らへたしらさぎの
思ひつきはこの
しまでも
よつほどきの
きいた手合の
あんじと
みへたり
【右頁下段】
〽しやつ
きやうな
出た子は
どうりで
しゝつはなだ
【左頁上段】
〽おいらがなりは
七ようのほしが
三つでたゆふだ
【左頁下段】
〽こいつはつまらねへ
もんだあさから
ばんまでものを
いふ事がならねへ
あふきなばんくるはせだと
口ではいわねどさう
とつてる
〽よそめからは
でんがくでも
くつている
やうだろう
〽かしはのとりや
木からおちた
さるが一ばんにわたる
げな