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精進魚類間合料理/早速庖丁 - 翻刻

精進魚類間合料理/早速庖丁 - ページ 5

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【第一列〜第四列は前コマ】 【第五列】 同 取肴(とりさかな)   台引【土産用のお膳のことか】   重引【焼きもの料理のことか】 ふきのたう    でんがく  かだめ【加太和布ヵ】 ひしぎくはゐ ゆばつけやき れんこん   てんがく  長あをのり 長いも付焼  結ひ    あらめ 煎松茸(いりまつたけ)  浅草のり 寄(よせ)ゆりね  水引   こんぶ ひしき牛蒡 ほいろゆば【焙炉湯葉】 【第六列】 小いも  青ゆ【青柚?】 木うり田楽  あげこんふ 柚まんちう  かたのり きをんぼう【祇園坊ヵ】  わかめ   火どりて 松たけ 笠斗   てんがく  団?花せんべい 衣かけて上る 天門冬【スイカズラ】   よせ  なが   ひじき 焼くり 衣かけ   結ひほいろ      こんぶ しめじ   付やき  やき   こんぶ 【七列目】 精進(しやうしん)肴(さかな)仕(し)やう  ○味噌獪和(みそなます) 小鉢物 油揚(あふらけ)を一寸 火(ひ)とり二枚(にまひ)に へぎ立(たつ)にして小口(こぐち)より ほそく刻(きざ)み扨 きさみ大根 きくらげ 椎茸 せり みつば めうか 此類(このるい)見合(みあはせ) 一品(ひとしな)入(いれ)て三ばい酢(す)に白(しろ)みそ 三分 斗(はかり)合(あはし)右の品(しな)一所(いつしよ)よく 和(あへ)まぜ小鉢(こはち)にて出(いたす)尤 春(はる)は 小(こ)しそ上へ沢山(たくさん)ふりてよし ○味噌かみなり 鍋(なべ)に胡麻(こま)の油を少(すこし)し 入ていり付扨 松茸 笠斗 しめぢ 椎たけ 此内見合 きくらげ 焼くり くわゐ可【に?】ても せり みつは 抔(なと)かやくは 其時(そのとき)の好(この)みにまかせ扨又 其中(そのなか)へ白豆腐(たうふ)入かきまぜ 其所(そこ)へみそ汁(しる)を薄(うすく)仕(し)かけ よき時分(とき)に蓋物(ふたもの)に入出す 干(ひ)さんせう尤よし 【八列目】 ○かしわもどき ふた物 こんにやくをつみ切(きり)て 塩(しほ)にてよくもみ合(あい)し水(みづ) 幾度(いくたび)もあらひいかにも よく湯煮(ゆに)しさつと醤油(しやうゆ)にて 味(あぢ)を付(つけ)水気(みつけ)を布巾(ふきん)にて ひたしとり鍋(なべ)に胡麻(こま)の油 少(すこし)入てきくらけ牛蒡(こほう)五部切 など一所(いつしよ)に煮付(いりつけ)其中(そのなか)へ白(しろ) 味そ程よく延(のば)して入《割書:せうかみそ|とからしみそ》 《割書:ねきみそ|さんせうみそ》何にてもよし蓋物(ふたもの)にて出 ○蕷(いも)安平(あんべい) やまのいもをよく洗(あら)ひ皮(かは)を とり生(なま)にてすりおろし扨 白粥(しらかゆ)和(やはら)かに煮(に)て蕷(いも)相應(さうわう)に たいてい三部ばかりのつもりにて 右いもと一所(いつしよ)によくすり合(あはせ) 小茶(こちや)わんに入てよく蒸(む)し 菓子(くわし)わん抔(なと)へ入(いれ)上(うへ)より 葛(くず) 溜(たま)りかけて出すべし又鉢 むしもよし加益(かやく)など入て 蒸(むす)もよしいづれにてもか けん第一なり《割書:せうが|わさび》右見合 【九列目】 ○煮合(にあへ)獨活(うど) ふたもの 随分(ずいぶん)太(ふと)き白(しろ)うとの皮(かわ)を取(とり) 一寸斗に切(きり)てさつと湯(ゆ)に して 扨 鍋(なべ)に胡麻(ごま)の油を 少(すこし)し入(いれ)右のうどをよく 水気をとりて入よく煮 付(つけ)其後(そのゝち)何(なに)みそ【味噌?】にても酒にて 程(ほど)よくのばし入(いれ)て煮(にる)べし 大根(だいこん) 蕪(かぶら) くわゐ 又は ねぎの白根(しろね)《割書:是は生(なま)にて一寸切に|すへし》 いづれもよし《割書:こせう せうか|さんせう とからし》 ○蕷(いも)しんじやう やまのいもをすりおろし すりばちにてよくすり 其所(そこ)へかんさらしの粉(こ) すこし入てよくすり合 塩(しほ)少(すこ)し酒(さけ)すこし入れて いかにもよくすり扨(さて)借箱(かりはこ) 又は鉢(はち)になりとも入て蒸(むし) あげてよく冷(さま)し其後(そのゝち) いかやうとも切(きり)て菓子椀(くはしわん) 又はすいものに遣(つか)ふべし 大平物(おほびらもの)にかやくあしらい てつかふもよし 【第十列】 ○香(かう)の物(もの)五菜(こさい)献立(こんだて)      汁 からし         じゆんさい   けん【大根の肩】    大根しらが    あげふ 膾(なます) 椎茸    みつば    生が     こまず【胡麻酢?】   御飯         なら漬     香の物 葉付大根         花じほ     結ゆば 坪皿(つぼさら) 木くらけ     根いも     揚げ麩 平皿(ひらさら)  椎たけ     かいわり     ごまとうふ 茶碗(ちやわん) 岩たけ       敷みそ   初献台引 あげ物        浅草苔   二 したし物 きくな         まか?な?【松のルビ?】   三 吸もの  松露 右の中(うち)好(この)みに応(わう)じ時々(とき〳〵)の物(もの) を用(もち)ゆれは尤(もつとも)差引(さしひき)あるべし 爰に出すはそのあらましを記す