翻刻!九州大学の書物たち

コレクション: 漂流記コレクション

異流一件日記 - 翻刻

異流一件日記 - ページ 32

ページ: 32

翻刻

【右丁】 修行いたしたと先達而中度々申上置候趣 を委記して置たわい 全く心得違だらふ さアどふだ夫に相違あるまいわ 増十郎 乍恐奉申上如何様被仰聞候得共前後共御制禁 之趣は一切心得無御座候と申上る出雲守殿仰には 増十郎夫は心得違たらふ左様之事申上げては 【左丁】 其分に而は済まないぞ夫なら夫は次にして先其方 国元を出立して当表江出府致スに御関所をは如何様 いたして通越したさ申上ろ 増十郎乍恐奉申上る 国元を出立大石寺江参詣可仕度と存信州地へ 相掛り其処者に道筋相尋候処其道筋を通給と申 依御関所共不存通越まして御座候と申上る