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御てをとりてひきたて給すみよしの神の
道ひき給ふまゝにはやふなてしてこのうら
をさりね【去ってしまえ】とのたまはすいとうれしくてかしこ
き御かけ【畏れ多いお姿=父の桐壷院のこと】にわかれたてまつりにしこなたさま
〳〵かなしき事のみおほく侍れはいまはこの
なきさに身をやすて【棄て】はへりなましときこえ
給へはいとあるましきことこれはたゝいさゝかなる
ものゝむくひなりわれはくら ひ(ゐ)【「ひ」の中に「ヒ」と書けり】にありし時あ
やまつ事なかりしかとをのつからおかしあり
けれはそのつみををふるほといとまなくてこ