Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 18

ページ: 18

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おほつかなき【お会いしたくても仕方がない】御さまをほのかなれとさたかに見 たてまつりつるのみおもかけにおほえ給て 我かくかなしひをきはめ命つきなむとしつる をたすけに【私を助けるために】かけり【天翔けり】給へるとあはれにおほす【ありがたくお思いになる】 によくそかゝるさはきもありけるとなこりた のもしううれしうおほえ給ことかきりなし むねつと【胸がぐっと】ふたかりて【詰まって】中〳〵なる【なまじっか夢で故桐壷帝にお会いしたので】御心まとひ にうつゝ【現実】のかなしき事もうちわすれ夢にも 御いらへをいますこしきこえす【申し上げず】なりぬる事 といふせさ【心が晴れず】にまたや見え給とさらにねいり