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け【意向】をたとるへき物なりしりそきてとかなし【咎無し】と
こそむかしさかしき人もいひをきけれけふかくい
のちをきはめ世にまたなきめのかきりを見
つくしつさらにのちのあとのなをはふくとて
もたけき事もあらし夢のなかにもちゝみ
かとの御をしへありつれはまたなに事かはう
たかはんとおほして御返【御返事】の給しらぬせかいに【見知らぬ土地で】
めつらしきうれへのかきり見つれと宮こ【都】のかた
よりとてことゝひ【言問い:見舞う】をこす【遣す:よこす】る人もなしたゝ行ゑ【行方】
なき空の月日のひかりはかりを古郷のともと