← 前のページ
ページ 52 / 104
次のページ →
翻刻
めてたしとは見れとなすらひならぬ【釣り合わない。匹敵しない。】身のほとの
いみしうかひなけれは中〳〵世にあるものとたつ
ねしり給につけて涙くまれてさらにれいの
とう【動】なきをせめていはれてあさからすしめ【染め】た
るむらさきのかみにすみつきこくうすくま
きらはして
おもふらむ心のほとややよいかに
またみぬ人のきゝ【評判】かなやまんてのさまかきた
るさまなとやむ事なき人にいたうおとるま
しう上手めきた る(り)【左に「ヒ」と傍記】京の事おほえて