Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 62

ページ: 62

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やゝとをくいる所なりけりみちの程もよもの浦 〳〵見わたし給ておもふとち【思うどち=相思う人々】見まほしき入江 の月かけにもまつ恋しき人の御事をおもひ いてきこえ給にやかて馬ひきすきておもむ きぬへくおほす    秋の夜の月け【月毛 注】のこまよ我こふる 雲井をかけれ【翔けれ】ときのまもみんうちひとりこ たれ給つくれるさまこふかく【木深く=木立が茂っていて】いたき所【すぐれた所】まさ りて見ところあるすまゐなり海のつら【ほとり】は いかめしうおもしろくこれは心ほそくすみたる 【注 赤くて白みを帯びた馬の毛色】