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さまこゝにゐておもひのこすことはあらしとお
ほしや ■(ら)るゝに物あはれなり三昧たう【堂】【注】ちか
くてかねのこゑ松風にひゝきあひてものか
なしういはにおひたる松のねさしも心は
へあるさまなり前栽ともにむしのこゑをつく
したりこゝかしこのありさまなと御らんすむ
すめすませたる方は心ことにみかきて月 いる(いれイ)
へき(たるイ)真木の戸口けしきはかり【ほんの形だけ】をしあけた
りうちやすらひなにかとのたまふにもかうまて
は見えたてまつらしとふかうおもふにものな
【注 僧が籠って法華三昧または念仏三昧を修する堂】