Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 73

ページ: 73

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しろみをし世をまつりこつ【政治を行う】へき人をおほしめく らすにこの源氏のかく【このような(境遇に)】しつみ給ことあたらしう【もったいなく】 あるましきことなれはつゐに后の御い き(さ)【左に「ヒ」と傍記】めを そむきてゆるされ給へきさためいてきぬ【御許しの詔勅が出た】こそ【去年】より 后も御ものゝけなやみ給ひさま〳〵のものゝさ とし【物の諭=神霊の警告】しきり【続き】さはかしきを【騒然としていたが】いみしき【たいそう】御つゝしみ【物忌み】 ともをしたまふしるし【効験】にやよろしうおはしま しける御めのなやみさへこのころおもく ならせ給てもの心ほそくおほされけれは七月 廿日よひのほとに又かさねて京へかへり給へ