Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 74

ページ: 74

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きせんし【宣旨】くだるつゐの事【いつかはそうなる事】とおもひしかと世の つねなき【世の無常】につけてもいかになりはつへきにか【どうなってしまうのだろうか】と なけき給をかうにはかなれは【こう急に宣旨が下ると】うれしきにそへ ても又この浦をいまはとはなれん事をおほし なけくに入道さるへきこと【帰京は当然】ゝおもひなからうちき くよりむねふたかりておほゆれはおもひの こと【思いのごと=願いどおり】さかへ【栄】たまはゝこそはわかおもひのかなふに はあらめなとおもひなをすそのころは夜か れ【夜離れ=男の通いが途絶えること】なくかたらひ給ふ六月はかりより心くる しきけしき【相手にすまない気持ちがする有様】ありてなやみけりかくわかれ