Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 76

ページ: 76

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への人〳〵まいり心ちよけ【気分のよさそうなさま】なるをあるしの入道 なみたにくれて月もたちぬほとさへあはれな るそらのけしきになそや心つから【自身の心によって】いまもむか しもすゝろなること【これといったわけもないこと】にて身をはふらかす【放るようにする】らん とさま〳〵におほしみたれたるを人〳〵はあな にく【ああ、憎らしい】れいの御くせ【癖】そと見たてまつりむつ かるめり【不愉快がるように見える】月ころ【何か月かの間】はつゆ人にけしき見せす とき〳〵はひまきれ【這紛れ=人目を紛らわし忍び隠れる】なとし給へるつれな き(さ)【左に「ヒ」と傍記】 をこの比あやにくに【憎らしいと思われる程】中〳〵の心つくし【心をすり減らすこと】に かとつきしろふ【突きしろう=相手を突っついて合図する】少納言しるへ【てびき】してきこえ