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入道えたへて身つからさうのこと【筝の琴】とりてさ
しいれたりみつからもいとゝなみたさへそゝのか
されてとゝむへきかたなきにさそはるゝなるへ
し【気持ちが乗ってきたのだろう】しのひやか【人目を避けているように感じられるさま】にしらへたるほといと上手めき
たり入道の宮の御琴のねをたゝいま【現在】の
またなき【比類のない】ものにおもひきこえたるはいまめか
しく【当世風で】あなめてたときく人の心ゆきてかたち【容貌】
さへ思ひやらるゝ事はけにいとかきりなき【この上なき】御
ことのね【琴の音】なりこれはあくまてひきすまし
心に つゝ(くゝ)ねたきねそまされるこの御心に