Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション4

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 5340 (2) - ページ 95

ページ: 95

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こししつめて御たいめんのほとにもあ は(は)れな る事【切なる思い】ともあらむかし【あるであろう】まことや【ほんにそうそう】かのあかし【かの明石】にはか へる浪【遣いのこと】につけて御文つかはすひきかへしてこ まやかにかき給ふめりなみのよる〳〵いかに    なけきつゝあかしの浦にあさきりの たつやと人をおもひやるかなかの帥のむす めの五節あいなく【そんなことしても仕方がないのに】人しれぬものおもひさめぬ る心ちまくなき【まくなぎ=めくばせ】つくらせてさしをかせたり    須磨の浦に心をよせし舟人の やかてくたせ【朽たせ】る袖をみせはやて【手=筆跡】なとこよなうま