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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 216 (1) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 216 (1) - ページ 21

ページ: 21

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寄(よ)り給へと肩(かた)へ手(て)をかけ引(ひき)よすればむらさきはいとゞなをおそろしくもはづか しくも思(おも)ふものから身(み)もふるひ顔(かほ)にあてたるふりの袖(そで)つゝむにあまる上気(じやうき)の 色(いろ)むねとゞろかすばかりにて只(たゞ)あい〳〵さへ口(くち)のうちあどなきとりなり可(か) 愛(あい)さにそのまゝじつとひきしめて顔(かほ)をかくせし振袖(ふりそで)をむりにおしのけ恥(はづ) かしがる口(くち)をチウ〳〵吸(すひ)ければ顔(かほ)はます〳〵火(ひ)のごとくむねはどき〳〵手元(てもと)さへ ふるうばかりの初事(ういごと)ながら日蔭(ひかげ)の豆(まめ)も色付(いろづく)としごろいかにおぼこの生(さ) 質(が)とはいへどはやそろ〳〵と玉茎(なまもの)のかたちも見(み)たく生(なま)ごゝろもしきりに 催(もよほ)す真最中(まつたゞなか)おさな心(ごゝろ)に日頃(ひごろ)よりよいとのごじやと思(おも)ひそめ馴(なれ)まつわり てしたひたる其(その)男(おとこ)に抱〆(だきしめ)られうれしさこはさはづかしさ。気(き)もうはづりて わく〳〵するを男(おとこ)はせかずそろ〳〵トせななでさすりいろ〳〵トおさなき心(こゝろ)にあ ふようなるはなしなどしかくるにすこしは心(こゝろ)おちつくよりいつしかうるほふ心(こゝろ) の水(みづ)。ひよつと男(おとこ)が知(し)らうかト心(こゝろ)ではぢらうそのけはひそれとさつして