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置(おき)わきの下より両手(りやうて)をまはし肩(かた)をおさへて心見(こゝろみ)にぐつとひとつおしてみれ
ば。アイタ。トいゝてのり出(いだ)す。こゝまでははづかしさにこらへて声(こゑ)もださがりしがたまり
かねてや。アーどうもわたくしはアヽいたうございますトあるかなきかのふるへごへ男
はすでに此 期(ご)にいたり此まゝにもやみかたく〽はじめはちつといたいものじやがすこ
ししんぼうしてみやれ直(じき)に後(あと)ては美快(よく)なるものじやトぬうウ〳〵トおしければ
少(すこ)しはいりし塩梅(あんばい)ゆゑそつと手(て)をやつもさぐりて見れどあたまはおよそは
いりしが雁(かり)のひらきがつかへてはいらず是はとても急(きふ)にはゆかじトまづ此 夜(よ)は
是(これ)ぎりに入(いれ)ずに仕舞(じまひ)夫(それ)よりさま〴〵娘(むすめ)をいたわり二晩(ふたばん)三晩(みばん)うちかゝり
て第四日目(だいよつかめ)の夜(よ)によう〳〵トかりくびがはいりしかばサア是(これ)からはもうらくじやコレ
もうさのみ痛(いたみ)はせまい〽ハイ〽それみやれまんざらなものでもあるまいがやアヽ
どうも中のやわらかさはどうもいへたものではないトいかにもしづかに小腰(こごし)
につかへばむらさきも今(いま)ははや心(こゝろ)もすこし落付(おちつい)てはづかしながら男(おとこ)のする