翻刻
ひつゝが今宵(こよひ)はからず此 次第(しだい)其上(そのうへ)ことに勝(すぐ)れたる御一物(おんいちもつ)をこゝろよくおやし給ふを
見(み)るよりもとゞろく胸(むね)ともろともに先走(さきばし)りの淫水(いんすゐ)出(いで)股(また)ぐらはいちめんにぬら
ぬらづき〳〵熱(ねつ)しきり嬉(うれ)しさまぎれに此方(こつち)からすぐに抱付(たきつき)交(し)てもらひたく
思(おも)へどもさすがに中空(なかそら)が見る目をかねもぢ〴〵としている所(ところ)ひきよせてくぢり
かけるにはやにちや〳〵ぬら〳〵と上(うは)すべりしてらちなければその侭(まゝ)へのこをの
そませてつはきもいらずぬつと入ればまだ生物(なまもの)もたび〳〵は通(とほ)さぬしるし
あらはれてすこしくきしみてぬら〳〵ト半分(はんぶん)ばかりはいりしに中やわらかくあ
たゝかにてしまりもかたく一 物(もつ)を喰(くひ)きるごとき心地(こゝち)なれば上々(しやう〴〵)吉の位(くらゐ)は
慥(たしか)にありと思ひながらそろり〳〵とつかひかけやがてしつくり根(ね)もとまで入けれ
ばひむろのは早(はや)こらへかねスウ〳〵スウ〳〵ハア〳〵トしきりにすりつけ中空(なかぞら)が見(み)るをもい
とわず喜悦(よがり)なきたちまちどく〳〵どく〳〵ト湯(ゆ)よりもあつき淫水(いんすゐ)が子宮(こつぼ)の
奥(おく)よりはしり出(いで)陰茎(へのこ)のあたまへかゝる気味合(きみあい)是(これ)は大(しろだい)【大は白抜き文字】ぐらゐのほうひは付(つけ)ても