翻刻
がひあらけなく突込(つきこま)れるそのうれしさ気(き)をもみぬいたる淫水(いんすゐ)が一度(いちど)にぶつ〳〵
ぷウ〳〵トきんたまぎはまではしり出(だ)す男(おとこ)も気(き)をせき早腰(はやごし)にこんかぎりとりの
めせばつゞけ〳〵おびたゝしく気(き)をやる娘(むすめ)のよがり顔(がほ)男(おとこ)は猶(なほ)も大(おほ)ごしにすかり〳〵とぬ
きあげるに雁(かり)のひらきがむしやうにこすれぞく〳〵するほど能(よく)なると思(おも)ふとその
まゝツウ〳〵〳〵ドツク〳〵ドツク〳〵〳〵ト我身(わかみ)ながらもとこ迄(まで)出(て)るかと思(おも)ふばかりにとめどもなく
淫水(いんすゐ)したゝか出(いで)けるがやかて十分(ぢうぶん)やりしまひ一ト息(いき)ついていたりしがまたそろ〳〵トむ
しかへしてさへかへる喜悦(よがり)ごゑふたりの鼻息(はないき)権助(ごんすけ)が寝耳(ねみゝ)に入(いつ)て目(め)をさましなん
でもあやしい物音(ものおと)とそろ〳〵一ト間(ま)をうかゝへばふたりは夫(それ)と心付(こゝろづき)ずぼりトぬいた。も
ぬけの陰茎(まら)空蝉(うつせみ)ならぬうづく身(み)のうまい楽(たのしみ)せみしぐれぬいた股(また)ぐらふくまも
なく娘(むすめ)はそつと身(み)をすりぬけふすまの蔭(かげ)へこがくれぬ
夕顔(ゆふがほ)
よりてこそそれかとも見(み)めたそがれにほの〳〵見(み)ゆる夕化粧(ゆふげしやう)花(はな)の顔(かほ)ばせほんの