Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 216 (1) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 216 (1) - ページ 36

ページ: 36

翻刻

おぼこのおさな気(ぎ)なれば人形(にんぎやう)手遊(てあそ)ひ草(くさ)ざうし芝居役者(しばゐやくしや)の贔屓(ひゐき)ばなしより 取入(とりいつ)てとう〳〵その気(き)に引寄(ひきよせ)てまだ毛(け)もはへぬ玉門(ぎよくもん)をいらうまでにはしたれども 指(ゆび)一本(いつぽん)さへきしむくらゐ是はちよつとはらちあくまいトさま〴〵工夫(くふう)をめぐらせ しがあるとき海蘿(ふのり)を煮(に)とろかし衣漉(きぬごし)にして其まゝにぬめり薬(くすり)の手(て)ごしらへ 娘(むすめ)にとつくりとくしんさせ痛(いた)ければ直(すぐ)によすからマアじつとして居(ゐ)て見(み)なトいふ に娘(むすめ)も日頃(ひごろ)から可愛(かあい)がられるうれしさにおさないだけにけつくの事(こと)思(おも)ひし程(ほど) は恥(はづ)かしがらず自由(じゆう)になつてまかせるにぞかの海蘿(ふのり)を玉門(ぎよくもん)の割目(われめ)へどろりと ながしこみへのこへもべつたりぬりつけ押(おし)あてがひてつきまはすにぬらりくらりと すべり廻(まは)りどこともなしに気味(きみ)よきにや娘(むすめ)もスウ〳〵息(いき)だしするに男(おとこ)はたまら ず一物(いちもつ)が張(はり)きるばかりにおへかへれば手(て)に持(もち)そへてこねまはすに思(おも)わず知(し)らず雁(かり) くびが手(て)もなくぬるりとはいりしかば娘(むすめ)はハアトのり出(だ)せどさして痛(いたい)といゝもせず 只(たゞ)もし〳〵と受兼(うけかね)る様子(やうす)なれば〽とうだ痛(いたい)かいたくはもうよそうかト言(い)へどもだ