翻刻
割(わり)こませつはきもつけずあてがはするにかねて気(き)ざしてぬら〳〵トぬらつかして
いる気(き)のわるさとぼしざかりの中(ちう)どしまの少(すこ)し毛(け)ぶるの上開(しやうがい)へわかしゆながらも
美事(みごと)な一物(いちもつ)ぬるりと入(いれ)ればいんすゐのぬめりでわけなく根(ね)もとまでつぶ〳〵〳〵ト
はいりしきみよさ〽エヽもうかわいゝのうト両方(りやうはう)よりひしげるばかりだき〆(しめ)あひ
口(くち)を吸音(すふおと)チウ〳〵〳〵
紅葉賀(もみぢのが)
ものおもふにたちまふべくもあらぬ身(み)の袖(そで)につゝめどおのづからほにあらはるゝ
紅葉狩(もみちがり)〽みんなのおつかアたちはとうした〽皆(みんな)がたいそう酔(よつ)てさわいだりおばさん
がおどつたりしている間(ま)にそつとぬけて来(き)たのだよ〽そうかそりやアいゝが此(この)間(あひだ)から
はなさなければならねへ事(こと)があるといつたがなんだ〽アヽその事だがねもう〳〵
わたしやア苦労(くらう)になつてならないから〽そりやア気(き)がかりだ早くいつて聞(きか)せねへ
〽わたしやアどうしたらよからうかと思ふよ〽なんの事(こと)だなはやくいゝねへな〽アノウ