翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻58-60 - 翻刻

本草図譜. 巻58-60 - ページ 42

ページ: 42

翻刻

まいたけ  信陽菌譜(しんやうきんふ)に載(のす)る図(つ)  同書に蓋(かい)《振り仮名:他|■【「た」ヵ】》#1の菌と  異(こと)なり繖(さん)黒(くろ)く柄(ゑ)潔白(けつはく)  の者上品となす味ひ淡(たん)  脆(ぜい)愛(あいす)すへしといへり#2 まいたけ  同書(とうしよ)に載(のす)る図同  書に繖灰黒にして  柄(ゑ)淡(たん)白の者味ひ  減(けん)すといへり むらさきまい  さるまい《割書:美|濃》  信陽菌諸  に載る図    つゝじまい     信陽菌譜に載     る図/多(おほ)くつゝしの下     に生す故に名く微     し苦味(にかみ)を帯(お)ふ下     品となすといへり

現代語訳

舞茸  『信陽菌譜』に載る図  同書によると、蓋の菌と  異なり、傘が黒く柄が純白の  ものを上品とする。味は淡白で  脆く、愛すべきものであるという。 舞茸  同書に載る図。同  書によると傘が灰黒色で  柄が淡白色のものは味が  劣るという。 紫舞  猿舞《美濃》  『信陽菌諸』  に載る図    躑躅舞     『信陽菌譜』に載る     図。多くツツジの下     に生えるため、この名前がある。わずかに     苦味を帯びており、下     品とするという。