翻刻
《割書:五百目》右沙糖に水《割書:三百目》入れ蒸してあかを去る
右の粉に水《割書:百目》入れよく解(とき)て右の沙糖
入れ炭火(すみび)にて煉(ねり)つめ中程にて溜餹(しるあめ)《割書:三百》
《割書:八拾目》入れ煉(ねり)凡(をよそ)煉(ねり)つめ上け候節/芡実(けんじつ)《割書:十五匁》
蓮肉(れんにく)《割書:十五匁》薏苡仁(よくいにん)《割書:弐拾匁》山薬(さんやく)《割書:弐拾五匁》
右四味/粉(こ)にして入れ又/煉合(ねりあわ)せ求肥(ぎうひ)のごとく
箱(はこ)へうつしさまし五六日も過て右の粉
布巾(ふきん)にてふきとりて湿(しめり)の有所沙糖
つけてよき程に切て風ひかぬ様に箱(はこ)に
入置候へばいつまでも持(もつ)なり効能(こうのう)は世(よ)の
しる所なれば略(りやく)す