翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

(画挿)養生はなし 2巻 - 翻刻

(画挿)養生はなし 2巻 - ページ 5

ページ: 5

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【右丁】 養    一花有八松樹翁 【印・松樹】 【左丁・本文】 《割書:画|挿》養生(やうじやう)はなし序 倭姫命(やまとひめのみこと)は五百 余歳(よさい)を持(たもち)給ひ武内宿弥大臣(たけうちのすくねだいじん)は 三百余歳を持(たもち)給ふ彭祖(はうそ)は八百歳 老子(らうし)は四百余 歳 是即(これすなはち)修養(しゆやう)の術(じゆつ)也 夫(それ)養生(やうしやう)は生々(しやう〳〵)至実(しじつ)にして 人間(にんけん)出生(しゆつしやう)して生育(せいいく)するより山川草木(さんせんさうもく)禽獣(きんじう) 魚鼈(ぎよべつ)に至迄(いたるまて)皆(みな)天地(てんち)の養生(やうじやう)あらざるはなし譬(たとへ)ば 寿命(じゆめう)を尽(つく)す物(もの)は松樹(しやうじゆ)の千歳(せんさい)を経(へ)夏(なつ)の雪(ゆき)の 陰山(いんざん)に在(ある)が如(こと)し此術(このじゆつ)を得(え)されば松(まつ)といへども蠹(むしば)み 雪(ゆき)といへども消(きゆ)是即(これすなはち)命(めい)は天(てん)に在(あつ)て寿(じゆ)は天(てん)に非(あら) ず是以(こゝをもつて)養生(やうしやう)は尽(つくさ)ずんば有べからず夫(それ)人(ひと)は天地(てんち) 【朱印・富士川游寄贈】