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【右頁】
夏のよの更行(ふけゆく)までにすゞみ居(ゐ)ば
夜気(やき)にあたりて大病となる
なつのよの夢(ゆめ)のかりねに寝冷(ねびえ)せば
これ大病の基(もとゐ)ならまし
ねむりなば風ふくところさけぬべし
あふぎうちはのかぜもよからず
寒(さむ)き日か凍(こごえ)たる時はじめより
すぐに熱湯(あつきゆ)つかふべからず
冬(ふゆ)は先(まづ)日の出(で)を待(まち)て起(おき)つべし
なつのあしたは早起(はやおき)ぞよき
【左頁】
ふゆの朝(あさ)気(け)寒さはいたく厭(いと)ふなり
ゆうべ夜中(よなか)はことに避(さく)べし
ふゆ寒(かん)にあたれど冬は目(め)にみえず
春(はる)にいたりて大病となる
老(おい)は老(おい)わかきは若(わか)きほど〳〵に
その養生を心得(こゝろえ)てよし
貴(き)と賤(せん)と身(み)のならはせの違(ちがひ)あり
とりちがゆれば病とぞなる
八千世(やちよ)ふる椿(つばき)も伐(きら)ば枯(かれ)なまし
のこる氷室(ひむろ)も人の手(て)わざぞ
【この歌はどのような意味でしょうか?】