翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション1

養生歌 - 翻刻

養生歌 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

【右頁】 夏のよの更行(ふけゆく)までにすゞみ居(ゐ)ば 夜気(やき)にあたりて大病となる なつのよの夢(ゆめ)のかりねに寝冷(ねびえ)せば これ大病の基(もとゐ)ならまし ねむりなば風ふくところさけぬべし あふぎうちはのかぜもよからず 寒(さむ)き日か凍(こごえ)たる時はじめより すぐに熱湯(あつきゆ)つかふべからず 冬(ふゆ)は先(まづ)日の出(で)を待(まち)て起(おき)つべし なつのあしたは早起(はやおき)ぞよき 【左頁】 ふゆの朝(あさ)気(け)寒さはいたく厭(いと)ふなり ゆうべ夜中(よなか)はことに避(さく)べし ふゆ寒(かん)にあたれど冬は目(め)にみえず 春(はる)にいたりて大病となる 老(おい)は老(おい)わかきは若(わか)きほど〳〵に その養生を心得(こゝろえ)てよし 貴(き)と賤(せん)と身(み)のならはせの違(ちがひ)あり とりちがゆれば病とぞなる 八千世(やちよ)ふる椿(つばき)も伐(きら)ば枯(かれ)なまし のこる氷室(ひむろ)も人の手(て)わざぞ 【この歌はどのような意味でしょうか?】