翻刻!江戸の医療と養生

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養生歌 - 翻刻

養生歌 - ページ 14

ページ: 14

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【右頁】 家(いへ)にあらば程(ほど)よく身をばつかふべし しよく気(き)めぐりて薬(くすり)にもます 行住(ぎやうぢう)も坐臥(ざぐわ)も久(ひさ)しくすべからず ひさしきときは皆(みな)/毒(どく)となる 譯(わけ)もなく昼寝(ひるね)/度(ど)ゞする楽寝(らくね)こそ 気血(きけつ)をふさぎ病とはなる 大風雨らいでん雲霧(うんむ)ふかきには 雨戸(あまど)をさして其(その)/気(き)/避(さく)べし 閑(ひま)ならば常に手足(てあし)をつかふべし 徒(たゞ)に坐(ざ)しなば気血めぐらず 【左頁】 ひや〳〵と冷気(れいき)おぼえはたゞはやく 衣服(いふく)かさねよこらへべからず 枕(まくら)もとに火(ひ)の気(け)はをかぬ事(こと)ぞよき 逆上(ぎやくじやう)の気(き)をたすくればなり 寝(ね)つきにはむねと腹(はら)とをいくたびも 自身(じしん)しづかになでさするべし 夏はそのほどよくすゞみ暑(しよ)をしのげ すゞみ過(すご)せば病とぞなる 寒気(かんき)より暑気(しよき)に中(あた)ればすみやかに はげしきやまひやむものとしれ