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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 218 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 218 (2) - ページ 10

ページ: 10

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して/交合(とぼ)しかけるに女は/此時夢中(このときむちう)になり男の/腰(こし)を/太股(ふともゝ)で〆付 ながら身を/振(ふる)はせ「ソレいきますヨ/何様(どう)してまァ/此様(こんな)に/宜(よ)いの御座い ませうアゝソレ〳〵エゝ/亦(また)いきますヲゝいきます〳〵アゝフウハア〳〵〳〵と/頻(しきり)によがり たてられて男も今はたまりかね抱きたる手をぐつと〆付冨「/自己(おいら)もまう。ソレいく いくと云ながら/毛際(けぎは)の/所(とこ)ぎつしり/推込子宮(おしこみこつぼ)の/口(くち)へ/鈴口(すずくち)を/向(むか)はせ/置(おき)てヅキ〳〵 と/男根(へのこ)に/胴脉打(どうみやくうた)せながら湯よりも/熱(あつ)き/淫水(いんすい)をあびせかければハア〳〵と 女は/肩(かた)で/息(いき)するのをみ男も/漸(やうや)く/精(き)をやりしまひホツと/一(ひ)ト/息(いき)つく/折(をり)から特 屋の/拍子木(ひやうしぎ)カチ〳〵カチ/往来(おうらい)の人の/鼻歌(はなうた)  「/旦那(だんな)はおさんと寢ぬといふおさんは旦那と寝たといふあれ寢たと  いふ/寢(ね)ぬといふよがりを/聞(きか)れてあらは。とて /案下再説爰(それはさておきこゝ)に/亦貸本屋(かしほんや)の/甚介(じんすけ)といふ者あり/福禄屋(ふくろくや)へは/親(した)しく 入込冨次郞とは/友(とも)だち同前亦/金木屋(かねきや)も/得意場(とくいば)なればお/八重(やへ)が 事も/能(よ)知る故/豫(かね)てお八重に冨次郞が/恋慕(こひした)ひ居る/様子(やうす)なれば /折(おり)もあらば/女房(にようぼ)に/取持媒妁(とりもちなかだち)せんと思ふにぞ今日も/多(おほ)くの/荷(に)を/背(せ) 負(おひ)て金木屋の/裏口(うらぐち)から/這入(はい)て其事/云入(いひいる)るに下女は/早速奧(さつそくおく)へゆき /頓(やが)て出て/来(き)て下女「アノ本屋さん/種々(いろ〳〵)おうり/申(まうし)たいものが有から荷を/持(もつ)て/奧(おく)へ 来ておくれと甚「ヘイ〳〵/畏(かしこま)りましたト/風呂敷包(ふろしきづゝみ)を/重(おも)げに/提(ひつ)さげ奧へ/通(とほ)れば /此家(このや)の/主人後家(あるじごけ)のお艶/(えん)は/呉竹(くれたけ)の/四十(よとゞ)を三ツ四ツ過したれどまだみづ〳〵と/若(わか)