Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 218 (2) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 218 (2) - ページ 13

ページ: 13

翻刻

イヤいくぢのない/事(こと)で/御座(ござ)いますえん「/女(をんな)だつて/忘(わす)れて/仕舞(しまい)はしないけれど /誰(だれ)もかまひてのないので/無拠辛抱(よんどころなくしんばう)をして居るのサ甚「/若構(もしかま)ひ/人(て)が/有(あつ)たら きいておやんなさるお/積(つも)りで/御座(ござ)いますかト/云(いひ)ながらこは〴〵お/艶(えん)が/手(て)を とつて/徐(そつ)と/握(にぎ)れば/握(にぎ)らして/何(なん)とも/云(いは)ず/無言(だまつ)て/居(ゐ)る/故(ゆゑ)思(おも)ひ/切(きつ)てずつと /摺(すり)より/衿(えり)の/処(ところ)へ/手(て)をかけて/女(をんな)の/頬(ほう)へ/頬推付口(ほうおしつけくち)をよすれば/女(をんな)も/亦舌(またした)を/出(いだ) して/甚介(じんすけ)が/口(くち)へ/一(いつ)ぱいはうばらせ/自由(じゆう)に/成(なつ)て/吸(すは)せるに甚介は/早(はや)たまらず /節(ふし)くれ/立(だち)し/大男根如亀(おほでれつくによつき)りズンとおつ/立(たつ)をお艶が手を/採握(とりにぎ)らするに お/艶(えん)はたえて/忘(わす)れたる/此一物(このいちもつ)を/掴(つか)ませられ/心忽地髣髴(こゝろたちまちはうふつ)と/前後(ぜんご)も /忘(わす)るゝばかりなり/甚介(じんすけ)はお艶が/股(もゝ)へ手を/差入指(さしいれゆび)に/夤縁白縮緬(からまるしろちりめん)の/湯(ゆ) /具掻分(ぐかきわけ)て/暖(あたゝ)かき/内股深(うちもゝふか)く/手(て)を/差入探(さしいれさぐ)りて見るにシヤリ〳〵とちゞれて /長(なが)き/陰毛(いんもう)は/臍(へそ)の/所(ところ)まで/生(はへ)のぼり/額口(ひたいぐち)はむつくりと/小山(こやま)の/如(ごと)く/盛上(もりあが)り /空割長(そらわれなが)く/紅舌短(さねみぢか)く/其様(そのさま)いうにも/大開(たいかい)と/思(おも)はれければ/心(こころ)に/驚(おどろ)き/道(どう) /鏡(きやう)ならずは/如何(いか)にして/是(これ)が/對人(あいて)にならるべきと心に/少(すこ)しおくれは/来(く)れど /水風呂桶(すいふろおけ)の/牛蒡(ごぼう)だと/笑(わら)はゞ笑へト/気(き)をはげまし甚「もつと/股(また)を/廣(ひろ)く してそして/體(からだ)を/彼様被成(かうなさい)と/云(いひ)つゝ/片手(かたて)で/横抱(よこだき)に/膝(ひざ)の/上(うへ)へかゝへあぐれば えん「まう/彼様成(かうなつ)ては/何様(どう)でも/宜(よい)からお/前(まへ)の/自由(じゆう)にしてお/呉(くれ)と/男(をとこ)の/首(くび)へ かぢり/付目(つきめ)を/細(ほそ)くして/甚介(じんすけ)が/顏(かほ)を/下(した)からじつと/見詰莞尓(みつめにこり)と/笑(わら)ひ ながらえん「もつと/此処(こゝ)を/彼様(かう)するのかへト/内股開(うちもゝひら)いて/推付(おしつく)れば/直様二(すぐさまに)