翻刻!草双紙の世界

コレクション: @chinjuさんと読む草双紙

花芳野犬斑 / 山東京伝作 - 翻刻

花芳野犬斑 / 山東京伝作 - ページ 11

ページ: 11

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八郎兵衛はいまゝであいそうも つかさずかくしくれし□□う【女ほう】 のこゝろねもあわれに□□【また】 はづかしくしよせんいきて いられぬことゝあきらめ 一子をねせつけてかきをきを のこしいづくともなく        たちいつる 【八郎兵衛が壁に書いている歌。信太妻のパロディ】 恋しくは  たつねきて     見よ  はつ■【雪?】や   犬のあし      跡  梅の花かな 【次コマで積もった雪に残る犬の足跡を追って八郎兵衛と再会すしている】 【八郎兵衛の台詞】 このうたは なんと めい かだ  らう 此作しやは   子わかれが  きついすきだ  きよねんは     くわゑん  ことしは犬   どふても ふどうに  ゑんがある 【本文続き】 今の世に子どものよなき          するに  犬の子〳〵といふも       このいはれなり 犬の子さい〳〵  のこ〳〵 さい〳〵 おきやぁがれ  しやれどころ   じやァ    ねへ