翻刻
【右丁】
こえのあるやうなれとみて事を開事は天の道に
随ふにこそと目にふれしことのみをしるし歌の
よしあしはしらねと八嶋の外波音高き比にも
みやひをわすれぬやまと魂を感し且錯乱の
世のことしらぬ童に忩劇やすまぬ昔をさとし
今弓を袋にかくし劔を箱におさむる静けき
大御代のおゝんめくみをもしらせまほしく聊俚語を
添て心さしをのふれと拙にはちて汗顔きはまりなき
ことにこそ
緑亭川柳【朱判】
嘉永二酉の春
■■ ■岡書【朱判】
【左丁】
鐡石心肝錦繡腸
巧名藻思兩涼芳
干戈世上斯介在
須愧太平木偶郎
武南 金水釣客題【印】