徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

名薬秘伝之書 - 翻刻

名薬秘伝之書 - ページ 15

ページ: 15

翻刻

一打身うつきあらは沈香(チンカウ)を三分程加べし 一腹わた出たるには黒猫のいを黒焼にして髪 之油にて解ておし入へし牛馬鳥獣に至迄よし 縫様は切れたる身切くちの両の皮上にかうやく を付て其(ソ)の(ノ)かうやくの上に布を付て其布を ぬふ也 一疵の時しやうかちの心あらはあらを一両本味へ過んへし 一産に開をそこないたるには小角豆を一両宛 本味へ加ふへし 一産の時古血をりさる事あり小角豆藜を一両 宛本味へ加ふへし 一後の物おりざる事有とうごまを粉にして 本味へ入へし 一産語に腰ひへ虫起らは萩木楊梅皮を等分 に合せ塩湯にて与ふへし 一産之時不食せは《割書:あんめい皮|やうはい皮》【下に括り括弧】を酒にてのますへし    七気湯を煎薬にする事有拵様 一 藜(アカザ)葉茎を陰干にして刻み合すなり 一沈香其侭 一 小角豆(サヽケ)は其侭粉にしてするなり