徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

名薬秘伝之書 - 翻刻

名薬秘伝之書 - ページ 4

ページ: 4

翻刻

加へても未いへかねは不乱膏を加へて三かうを一に 合せて付へし      不乱膏 唐の土弐匁能摺りて水銀粉(ハラヤ)参分唐蝋四匁椰 子廿目錬様は口伝あり右の膏薬にて愈へ肉あ かりても未いへかぬるときは遊戟膏を付へし   遊戟膏たいちかうのこと とうき【当帰】生地黄びやくし【白芷】大黄苟薬肉桂 桂心 右七点を細かに刻み黒胡麻の油百目に浸す 但し油に浸す事夏は三目【日ヵ】冬は十目浸すへし扨 鍋に入(イ)れ右の薬黒色に成る程自然に煎し 布にて滓(カス)をこし棄て其跡へ青丹八十目入錬る なり加減口伝あり疵浅きには初 ̄メより此遊 戟膏を付て癒すへし深き疵は初 ̄メより是を 付る事あしゝ 一きんさう養生のてたで【てだて】様〳〵有と云へ共或は 風をひき或は極熱に犯され或はしつけにやふれ 時に陏ひ着にあたりしな〳〵に変化する 故に内ゟ【みせけち】の養生はほんどう【本道】に任せて尤可然