徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

名薬秘伝之書 - 翻刻

名薬秘伝之書 - ページ 5

ページ: 5

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一手屓俗医術を尽しても不叶色々の悪性 出て方便(テタテ)の尽たる時是を用いて最も妙成る薬也    振薬《割書:手おい物るい笑ひすし【筋ヵ】をも|わたし骨をもつくなり》 人参少炙りてと う(同)き【当帰】も つ(同)かうかう骨【川骨】其儘 にしてわうれん【黄連】其儘粉にしてわうこん【黄芩】同肉 桂同桂心同川芎同びやくじゆつ【白朮】少々炙り丁子其儘 粉にして火を忌む大黄其儘粉にして檳榔子 其儘火を忌む甘草少々炙りて右はいづれも粉に して各等分也但あまりこまか過たるは悪し常の薬 半分程 宛(ツヽ)絹に包茶碗七分目程に温き湯を入れ振り 出して可用如此三度振出して用ひ其跡を如(コトク)常煎 してあたゆる也以妙の薬也婦人血の道常にめまひ こゝろ【心因性眩暈ヵ】さし出て頭痛するに用ひてもよし尤産 前産後の悪性にあたへてめいよの薬なり    金瘡血留万に吉し 駒繋草(コマツナキクサ)但花白吉し葉を取陰干にして粉にし 血の留らざる所に付べし其儘生にて能々摺りて しやうのふ交せ合せ附るもよし口伝あり    同方