翻刻
ひさらきしばの葉を取り陰干にして粉にし
早愈し度時は付る粉也但深疵には悪し■
腫物一統南蛮流なり
荊防敗毒散(ケイホウハイトクサン)腫物によしおこり【瘧】始めあるいは寒く
熱ししやうかん【傷寒】の如くなるに用ひて能き薬也けいかひ【荊芥】
ぼうふう【防風】・きやうくわつ【羌活】・さいこ【柴胡】・ぜんご【前胡】・桔梗・川芎
茯苓・きこく【枳殻】・れんぎよう【連翹】・□□金銀花
右十二味いつれも等分なり甘草少加ゑ生姜一片
加へ如常煎し用ゆ若し大便■つせは大黄・白芷
を少し加へてよし熱気強きいたみあらはわう
ごん【黄芩】・わうれん【黄連】・少加へし
国木湯予州の住人大塚八大夫薬
腫物何にても常に用ひてよし
国木皮大・忍冬大楊梅皮上々薬半分甘草少
右かげん有はにが竹の葉四分の一入れてよし
虫指出は檳榔子四分一加る但し老人には人参四
分一入る也腹くだらはびやくじゆつ【白朮】大に加ふへし
外同方
国木湯明妙之薬也
国木之皮大忍冬大甘草小和人参小常の薬ゟ