徳島県立図書館所蔵資料を翻刻

コレクション: コレクション1

名薬秘伝之書 - 翻刻

名薬秘伝之書 - ページ 8

ページ: 8

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古酒にて上戸下戸其に酔ぬ程に用る也薄茶 一服半程一服に用ゆ但三貼とは呑せさる薬也未 膿(ウマ)さる腫物はそのまゝ引へし膿たる腫物は口あ きて即愈ゆへし    同方御所【?】散 ごはつそう黒焼《割書:酒に浸し能|毒を取る》かせ頭と尾とを 捨てかやつり草を■豆に切り一 束(タハネ)入て焼也 津蟹《割書:串にさし遠火に炙り|焦(コカ)して粉にし用也》鹿之袋角白焼にして 伽羅のたきから右四色よく〳〵粉にして寒晒の 米煎りて少し加へ酒にて右の如く用ゆ但し夜寐ざ に呑すへし    表の療治付薬 右金瘡の篇に有る青膏を付け廻りの腫れたる 所には右の引薬を引へし腫物愈肉あがりても 愈兼る時は遊戟膏を附て愈すへし腫物の 内低く膿の色黒く或は薄赤くねはりなきは未だ愈さると 心得へし腫物平肉より一段高く覆盆子(イチゴ)の如く成 肉出 膿(ウミ)の色黄にしてねばりあらは頓而愈へき也    腫物焮留口あけ薬 ごはつそう桜の木の皮黒焼右二色等分に合せ粉